どうやったらいいんだろう?
今回はこんな疑問にお答えしていきます。
NFTアートはNFTマーケットプレイスに出品して販売したり、購入したりできます。
NFTマーケットプレイスの中でも一番メジャーで取引量が多いのがOpenSeaです。
OpenSeaで売買をするには、下記を済ませておく必要があります。
こちらの記事では、OpenSeaでのアカウント作成まで済んでいる前提で解説していきますので、まだの人はそれぞれの記事を読んで準備を済ませましょう。
OpenSeaにNFTアートを出品する方法
まずは出品方法から解説していきます。
手順① OpenSeaにログインする
はじめにOpenSeaにログインしましょう。
右上のウォレットアイコンをクリックするとプルダウンメニューが出るので、MetaMaskをクリックしてください。
すると小さなウインドウが開くので、OpenSeaのアカウント作成時に決めたパスワードを入力して、ロック解除をクリック。
これでログインが完了しました。
手順② コレクションをつくる
次にコレクションをつくります。
コレクションはフォルダのようなもので、1つのコレクションの中にたくさんのNFT作品を登録できます。
NFTのシリーズごと(テイストごと)にコレクションを分けるのが一般的です。
では早速自分のコレクションをつくっていきましょう。
アカウントアイコンのプルダウンメニューから「My Collections」をクリックしてください。
次の画面で「Create a collection」をクリック。
コレクションの情報を入力する画面になるので、それぞれ入力していきましょう。
※あとで編集もできるので悩みすぎる必要はありません。
Logo image
コレクションのアイコン画像を設定します。
サイズは350×350pxです。
Feature image
コレクションのサムネ画像を設定します。
サイズは600×400pxです。
Banner Image
コレクションのバナー画像を設定します。
サイズは1400×400pxです。
Name
コレクションの名前を設定します。
URL
コレクションのURLを設定します。
「https://opensea.io/collection/」に続く文字列を指定しましょう。
コレクションの名前にする方が多い気がします。
Description
コレクションについての説明文を設定します。
日本語と英語で入力するのがおすすめです。
DeepL翻訳という翻訳サイトが高精度で長文を翻訳できるので、英語が苦手な方は利用しましょう。
Category
コレクションのカテゴリーを設定します。
Links
WebサイトやSNSアカウントを持っている場合は設定します。
Royalties
NFTが2次流通された時に受け取るロイヤリティ(手数料)を設定します。
ロイヤリティは一度だけでなく、NFTが売られるたびに受け取れるのがNFTのうれしい特徴です。
最大10%まで設定できます。(10%の場合10.00と入力)
Blockchain / Payment tokens
NFTを販売する通貨(イーサリアム or ポリゴン)を設定します。
ポリゴンであればガス代(手数料)がかからないので、初めはポリゴンがおすすめです。
イーサリアム | ポリゴン |
ガス代が高いが取引量が多く、ポリゴンより高値で売買されやすい | ガス代がかからず気軽に出品できる |
Display theme
NFTの表示方法を設定します。
すべて入力し終わったら「Create」をクリックしましょう。
これでコレクションが作成できました。
手順③ NFTを登録する
現時点ではコレクションという、いわば外側のフォルダができただけなので、その中に入れるNFTを登録していきましょう。
「Create」をクリックすると、こちらのページに飛ぶので、上から順番に入力していきましょう。
Image, Video, Audio, or 3D Model
NFTアートをドラッグ&ドロップで登録します。
対応している形式は下記の通りです。
- ・JPG
- ・PNG
- ・GIF
- ・SVG
- ・MP4
- ・WEBM
- ・MP3
- ・WAV
- ・OGG
- ・GLB
- ・GLTF
容量は最大100MB以下です。
Name
NFTアートの作品名を設定します。
External link
NFTアートについてのWEBページなどがある場合は入力します。
Description
NFTアートの説明文を入力します。
日本語と英語で入力するのがおすすめです。
Collection
どのコレクションに登録するかを設定します。
Properties/Levels/Stats/Unlockable Content/Explicit&Sensitive Content
NFTアートの細かな設定を決められます。
キャラクターの能力値やキャラ設定を決める、というイメージが近いかも知れません。
Supply
NFTの発行数を決めます。
当然、発行数が多いほど作品の希少価値は下がります。
Blockchain
発行するブロックチェーンを、イーサリアムかポリゴンか設定します。
イーサリアムだと、初出品時だけガス代(手数料)がかかります。
Freeze metadata
メタデータの凍結について。
特に気にしなくてOKです。
入力が終わったら「Create」をクリックしましょう。
これでNFTをコレクション内に登録できました。
手順④ NFTの価格を決める
現時点ではNFTを登録しただけで価格がついていないので、最後に価格を決めます。
まずは右上の「Sell」をクリックしてください。
Priceの枠に好きな価格を入力します。
枠の右下にUSドル換算の現在のレートが表示されるので参考にしましょう。
入力したら「Complete listing」をクリック。
次に「Unlock」「Sign」をクリック。
メタマスクの署名を求められるので、それもクリックしてください。
ブロックチェーンをポリゴンに設定した場合は、ガス代がかからないのでこれで完了。
OpenSeaであなたのNFTが販売開始されました。
イーサリアムに設定した場合は、NFTを初めて販売するときにガス代がかかります。
ガス代の支払い画面になるので、支払いを済ませば無事にNFTが販売開始されます。
ガス代の変動チャートはCoin Geckoというサイトで見られるので、急いでなければチャートを見てなるべく安いタイミングで払いましょう。
ガス代は結構高いのでイーサリアムが足りなければコインチェックから送金しましょう。
送金方法を覚えていない方はこちらの記事をどうぞ。
コインチェックで口座を開設したけど、実際に仮想通貨を買うにはどうしたらいいんだろう? 今回はこんな悩みにお答えしていきます。 初めて買う時は怖く[…]
NFTの出品方法の解説は以上です。
お疲れ様でした!
OpenSeaでNFTアートを購入する方法
次にNFTの購入方法を解説していきます。
手順① 購入したいNFTを探す
まずはOpenSea内で購入したいNFTを探しましょう。
検索枠でキーワードを入れてもいいですし、メニューの「Explore」からカテゴリーを選択するなどして探します。
フィルタリングを使う
例えば「All NFTs」などで一覧ページに行きます。
すると左側にフィルターのメニューがあります。
ここでフィルターをかけて作品を絞れます。
- 「すぐに買える作品」や「オークション形式の作品」などでフィルタリング
- 最低価格と最高価格を指定してフィルタリング
- 主要な人気コレクションでフィルタリング
- ブロックチェーン(仮想通貨)でフィルタリング
- カテゴリーでフィルタリング
- まず使わない
- 価格昇順・降順などで並び替え
通貨アイコンの色
NFTを探していると、仮想通貨のアイコンの色が違うのに気づくと思います。
上画像の左から順番に、このような意味になっています。
- ・黒いアイコン → イーサリアム
- ・紫のアイコン → ポリゴン
- ・赤いアイコン → イーサリアムのオークション形式
ポリゴンで出品されているNFTは、イーサリアム(ETH)では購入できません。
イーサリアム(ETH)からPolygonにブリッジしないといけないので、ブリッジする場合は下記の記事を参考にどうぞ。
ETH〈イーサリアム〉をPolygon〈ポリゴン〉にブリッジする方法が知りたいなぁ。 今回はこんな疑問にお答えします。 本記事では、 そもそも[…]
手順② NFTを購入する
購入するNFTを決めたら詳細ページに行き、「Buy now」ボタンをクリックします。
ウインドウが出てくるので、一番下のチェックボックスをクリック。
次のページで支払総額が表示されます。
ポリゴンのNFTだとガス代はかかりません。
ボックスにチェックを入れ、「Confirm checkout」をクリックしましょう。
次の画面で「sign」をクリックすると、メタマスクの署名を求められるのでクリック。
↓こちらの画面になったら購入完了です。
自分のプロフィールページに行くと、「Collected」に今購入したNFTが入っているので確認してみてください。
以上でNFTの購入方法の解説を終わります。
お疲れ様でした!
まとめ
OpenSeaでのNFTアートの出品・購入の解説はいかがだったでしょうか?
OpenSeaは海外サイトなのでGoogleの自動翻訳では意味がよくわからない場合もあります。
そんな時は、記事内でもご紹介した、DeepL翻訳というサイトを使ってみてください。
現状では一番精度が高くて評判の良い翻訳サイトです。
それではまた次の記事で。
〈イラストクレジット〉