今回はこんな疑問にお答えする記事になっています。
本記事では、お金について学べる本を6冊ご紹介します。
この記事を読み終えると、お金についての知識が増え、理解がぐっと深まる本がわかるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
【お金の本6選】知ってるようで知らない「お金」を学べる本
資産運用をする前に、まずは普段僕たちが当たり前のように使っている「お金」についてのリテラシーを深める必要があります。
それでは早速、お金について書かれた人気の本をご紹介していきます。
投資家が「お金」よりも大切にしていること
人生でいちばん大切なカネの話をしよう。
本書は、私が投資家として20年以上かけて考えてきた「お金の本質とは何か」の結論を一冊に凝縮したものです。特に、これからの日本を担う10代、20代に読んでもらいたい。なぜならお金について考えることは、自らの「働き方」や「生き方」を真剣に考えることと同義だから。若いうちにお金の見方が変われば、自分の人生や社会に対する見方も大きく、良い方向へと変わっていくでしょう。理想論を言っているのではありません。お金の本質を全く考えずに良い人生を歩んでいくのは、現実的に不可能なのです。カネの話は汚い、金儲け=悪だと思っている人は、世の中について何も知らないことを、自らさらけ出しているのかもしれませんよ。ーAmazonの説明文から引用
投資家に人気のファンド「ひふみ投信」のカリスマファンドマネージャー・藤野英人さんの著作「投資家が「お金」よりも大切にしていること」。
日本人のお金に持つ「お金儲け=悪」といったイメージや、「清貧こそ美徳」といった考え方を紐解きつつ、年間の平均寄付金額から「日本人は世界一ケチな民族」と強烈な指摘をしていて面白い。
日本人として手痛い指摘もありますが、人は生きているだけで価値がある(経済に寄与している)と教えてくれたりして勇気ももらえます。
また冒頭では、コンビニで買った150円のペットボトル飲料にどれだけの人が関わっているかを分析していて、自分がお金を使うことでこれだけ経済に関わることができる、というのを知れる。
誰が読んでも、お金を使うことに誇りが持てるようになる気がします。
15歳から学ぶお金の教養 先生、お金持ちになるにはどうしたらいいですか?
みんなと同じように学校へ行き、みんなと同じように就職し、
みんなと同じことをやっていれば、「中流」程度になれた時代は終わりました。
変わりゆく世界をどう生きていくべきか?豊かになるにはどうすればいいのか
「お金持ちになるにはどうしたらいいのか」という率直な高校生の疑問を発端に、
生徒と先生の対話形式で投資を楽しく学べます。「お金の教養」を学ぶことは、誰もが憧れる「お金持ち」に近づくためのはじめの一歩です。
本書ではお金持ちなら誰でも知っている世の中の仕組み、お金にまつわる知っておきたい事実、
投資や複利、時代の変化や、経済の仕組み…等
「お金のプロ」が「お金の仕組み」を、図やイラストでわかりやすく解説します。ーAmazonの説明文から引用
こちらも投資家に人気のファンド「おおぶね」のカリスマファンドマネージャー・奥野一成さんの著作「15歳から学ぶお金の教養 先生、お金持ちになるにはどうしたらいいですか?」。
お金の仕組みをわかりやすく書いた本で、
- お金の役割
- 価値と価格の違い
- インフレとデフレ
- 円高と円安
といった、「聞いたことはあるけど正確には理解していないかも」についても教えてくれます。
大人の学び直しにも良いと思います。
お金のむこうに人がいる――元ゴールドマン・サックス金利トレーダーが書いた予備知識のいらない経済新入門
経済とは「誰が、誰を幸せにしているか?」を考えること。お金を取っ払って「人」を見れば、とたんに経済はシンプルになる。元ゴールドマン・サックス金利トレーダーが「経済の原点」から徹底的に考えた、予備知識のいらない経済新入門。
ーAmazonの説明文から引用
元ゴールドマン・サックス金利トレーダーである田内学さんの著作「お金のむこうに人がいる――元ゴールドマン・サックス金利トレーダーが書いた予備知識のいらない経済新入門」。
- ジャイアンリサイタルのチケットが完売する理由
- 食べ放題で「元を取る」ことはできない
- 労働が「もったいない」
- 働く人VSお金を出す人
- お金は地球上を流れる水
- 日本という国の財布の中身
- 「労働の借り」が将来世代を苦しめる
- 4000億マルクのパン
といった興味を惹かれる話がたくさん入っている。
有名な著者ではありませんが、お金や経済について例え話などを使って理解しやすいように書かれている良書。
お金の学びとしても、経済の雑学としても読んでおくと良い本かなと思います。
本当の自由を手に入れるお金の大学
日本一わかりやすいお金の教養チャンネル「リベ大」の誰も言わないけど、やれば人生が変わる〈お金の勉強〉超実践型バイブル! 経済的な不安がなくなり、貯める・稼ぐ・増やす・守る・使う、一生お金に困らない「5つの力」が身につく!
ーAmazonの説明文から引用
人気YouTuberでありブロガーでもある、両@リベ大学長の著作「本当の自由を手に入れる お金の大学」。
発行部数80万部突破で、令和で一番売れているお金の本です。
確かにどこの本屋に行っても、平積みされていたり金融関係の棚でランキング1位になっている気がします。
貯める・稼ぐ・増やす・守る・使うという5つの観点で書かれており、保険や税金のこと、副業の仕方や投資についてなど、生きていく上で知らないと損をするであろうことについて、教えてくれる本です。
カラーでイラストや図も多いので読みやすく、わかりやすいです。
節約・貯蓄・投資の前に 今さら聞けないお金の超基本
「稼ぐ」「使う」「貯める」「納める」「増やす」etc.……お金を機能別に章分けし、一からおさらいできる実用書。スタイリッシュなイラストやインフォグラフィックを使用して、誰にでもわかるように解説。お金って何だろう? から年金、納税、仮想通貨まで。寿命100年時代に対応する、お金の教科書最新版。
ーAmazonの説明文から引用
ファイナンシャルプランナーの泉美智子さん監修で、1級ファイナンシャル・プランニング技能士の坂本綾子さんの著作「節約・貯蓄・投資の前に 今さら聞けないお金の超基本」。
大枠は、上で紹介した両@リベ大学長の「本当の自由を手に入れる お金の大学」と似ていますが、こちらの方がかっちりしていて教科書的かもしれません。
手描きのイラストが多く感覚的にも理解しやすい本です。
年代別に必要なお金も書かれているので、自分の年齢に沿ってライフプランを立てるのにも最適な本だと思います。
お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ
お金は大事。お金は欲しい。お金が好き……。でも、お金は魔物。そんな魔物のパワーに振りまわされそうで、怖くて、お金から目をそらしてきました。いまこそお金を正面から見てみよう。お金について考えてみよう。はじめてお金と向き合った糸井重里が、お金の神様から聞いた、リアルでロマンチックなお金の話。神様が素手でつかんできた人生には、生きるヒント、楽しみや面白さ、誰もが聞きたいことがいっぱいです。
「いま、ぼくは、あぶなっかしくて、ちっぽけな旅の途中で、金と動機だけは、なくてはならぬということを、やっと分かったらしいのである。旅に出る朝に、邱永漢さんという先達に、目の前の景色がどういうものであるのか、親切に教えていただいたのは、ほんとうにありがたいことだった。」お金にしがみついてしまう人も、お金に嫌われている人も、これからたくさんのお金と付き合う人も、大人も子どもも、必読の書。
ーAmazonの説明文から引用
作家の邱永漢さんと、ほぼ日の社長でコピーライターの糸井重里さんの著作「お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ」。
お金について教科書的に知る本ではなく、お金に関する著書の多い邱永漢さんと糸井重里さんの対談をまとめていて、二人のお金に対する考え方や向き合い方を知ることができる、という本です。
基本的に会話形式の対談本なので、すごく読みやすいです。
【まとめ】知ってるようで知らない「お金」を学べる本
【お金の本6選】知ってるようで知らない「お金」を学べる本は、いかがでしたか?
お金はほぼ毎日使っているものですが、マネーリテラシーが低いままだと知らず知らずのうちに損をしていたりするものです。
なるべく早いうちに、お金に関する本を一冊は読んでいたほうが良いかもしれませんね。
それではまた次の記事で。