ビジネスマンにとって、情報が非常に大切だということは、日々働いている中で誰もが実感していることだと思います。
新鮮で確度の高い情報を待つのではなく、自らが取りに行きいち早く活用することで、時流に乗り周囲と差を付けることにもつながります。
特に30代からは、仕事で重要な役割を担ったり、プライベートでも結婚や子育てなどの変化がおき、何かと責任も増えがちなので、ビジネスパーソンとしても男としてもより一層の成長が求められます。
この記事では、そんな30代以上の働く男がチェックするべき雑誌をご紹介します。
とはいえ、たくさんの雑誌を買って読むのは、経済的にも時間的にももったいないので、お得にサクッと情報をチェックする方法もご紹介します。
30代以上の働く男がチェックすべき「ビジネス・経済系」雑誌
まずはビジネス・経済系雑誌をご紹介します。
Forbes JAPAN
国内の経済情報 | 4 |
海外の経済情報 | 4.5 |
デザイン性 | 4.5 |
とっつきやすさ | 4.5 |
雑誌(紙)の価格 | 1,200円 |
経済情報誌のForbes JAPAN〈フォーブスジャパン〉は、アメリカで発行されているForbesの日本版です。
まさにそれが強みで、国内の経済情報だけではなく、海外の著名起業家や今後注目の起業家などの取材記事も多いのが特徴です。
毎号変わる特集のほか、シリーズとして国内のスタートアップ企業、UNDER30の起業家、女性起業家に絞ったインタビューがあったり、堅苦しい記事だけでなく、グルメや車などの連載もあります。
元がアメリカの雑誌なので日本の雑誌には珍しく、本文が横書きで、左綴じになっています。
普段WEBメディアを読むことも多いと思うので、個人的には逆に縦書きの雑誌よりも読みやすく感じます。
色使いやデザインも爽やかでオシャレなのでとっつきやすく、経済系の雑誌を読み慣れていない方でも入りやすいはず。
WEB版もあり、そっちではWEBの強みを活かしてトレンド系のニュースもあるので、雑誌と合わせて情報収集するのがおすすめです。
週刊東洋経済
国内の経済情報 | 4.5 |
海外の経済情報 | 2 |
デザイン性 | 3 |
情報の生々しさ | 4 |
雑誌(紙)の価格 | 730円 |
東洋経済は、1895年に創刊された東洋経済新報にルーツを持つ、日本最古の経済専門誌です。
特集のほか、成長企業を取材する連載や、トップに直撃、中国動態、話題の本といった連載がある。
デザインも内容もかなり堅い経済誌なので、若い世代や読み慣れない人からするととっつきにくいと思いますが、赤字や経営難などのネガティブな情報に迫った生々しくリアルで、ジャーナリスティックな記事も多いのが特徴です。
連載「話題の本」で紹介される本は、書店で平積みされているようなタイトルではなく、“知る人ぞ知る”といったタイトルも多いのでおもしろいです。
週刊ダイヤモンド
国内の経済情報 | 4 |
海外の経済情報 | 3.5 |
デザイン性 | 3 |
お金に関する特集 | 4 |
雑誌(紙)の価格 | 730円 |
東洋経済は、1913年に創刊された「ダイヤモンド」にルーツを持つ経済誌です。
大きな特徴のひとつが、毎号、ウォール・ストリート・ジャーナルから厳選した記事を2つ掲載していること。
話題の株の話や、アメリカの政治、経済の情報がピックアップされています。
また、投資や不動産、会計、税といった「お金」に関わる大特集が多いのも特徴です。
Marketというコーナーでは、「株式市場」「金利市場」「金融市場」といったように、わかりやすくカテゴライズされて記事が書かれているので、端的に“いま”を知ることもできます。
連載では、健康に関するものや、ゴルフ、お酒、本など、息抜きの記事も揃っています。
WIRED
国内の経済情報 | 2.5 |
海外の経済情報 | 3.5 |
デザイン性 | 4.5 |
最新テクノロジーの情報 | 4.5 |
雑誌(紙)の価格 | 1,200円 |
WIRED〈ワイヤード〉は、アメリカ発のテクノロジー系雑誌で、経済誌ではありませんが、テクノロジーと経済は無関係ではいられないのでご紹介します。
直接的な経済関連の記事はほとんどなく、メインは生まれたテクノロジーによって未来がどうなるかといった興味深い記事が多い。
デザインは毎号の特集によってかなり大きく変わって、自由な雑誌づくりがされている印象。
オシャレですっきりとして見やすいデザインで、ページよってはビジュアルブックかと思うほどシンプルなデザインもあって、堅苦しくないので読みやすいと思います。
パラパラっと眺めるだけでも楽しい雑誌です。
30代以上の働く男がチェックすべき「ライフスタイル系」雑誌
ライフスタイル系雑誌はビジネス以外の趣味につながるような情報を得るのに最適です。
自分の仕事とは全く関係なくても、趣味を楽しみ見識を深めることで、新しい友人ができたり、会話のネタが増えたり、意外なところで仕事に好影響が出ることも少なくありません。
下で紹介するのはライフスタイル系雑誌の定番ばかりですが、定番ということは人気があり、支持されているということなので、簡単に紹介します。
pen
pen〈ペン〉は、デザイン、アート、ファッション、食、旅、建築など、毎号メインの特集が変わります。
特定のアーティストやクリエイターの特集が多いのも特徴です。
次に紹介するBRUTUSと毛色が似ていますが、penの方が落ち着いていて上質で、BRUTUSの方がカジュアルで読みやすいつくりになっています。
BRUTUS
BRUTUS〈ブルータス〉は、pen同様でデザイン、アート、ファッション、食、旅、建築など、毎号メインの特集が変わりますが、penよりもカジュアルで、良い意味で雑多に特集が企画されています。
最近では「カスタード特集」といったニッチな号がありましたし、「餃子」「マンガ」といった、軽くて手に取りやすい特集も多いのが特徴です。
Casa BRUTUS
Casa BRUTUS〈カーサブルータス〉は、「Casa=家」に関する情報を中心に、建築、デザイン、アート、ファッション、食などをテーマに編集されています。
誌面のデザイン、企画ともに、BRUTUSに比べてワンランク上質で大人向けの雑誌です。
最新のカルチャーを知ることで、物質的にも精神的にも豊かに生きるためのヒントが得られるかもしれません。
日経トレンディ
日経トレンディは、タイトルのとおり日本経済新聞社系列の日経BPが発行している雑誌で、今キテる・これから来るモノやサービスのトレンドをテーマに編集されています。
誌面のデザインは週刊誌っぽくて洗練されてはいませんが、トレンドに特化していることもあり、読み物として非常におもしろいです。
トレンドを知ることは仕事でも必ず役に立つので、チェックしておきたい雑誌のひとつです。
たくさんの雑誌をお得にサクッとチェックする方法
いろいろな情報に触れてインプットすることは大事ですが、たくさんの雑誌を買っていたら経済的にもかなりムダですし、買いに行く時間ももったいない。。
なので、毎月定額で雑誌が読み放題の、dマガジンか楽天マガジンで読むのが断然おすすめです!
ドコモユーザー以外でも利用できる!500誌以上読み放題のdマガジン
dマガジンは月額たったの440円(税込)で、500誌以上が読み放題。
1日あたりわずか15円。
6〜700円の雑誌を月1冊でも買う方は、dマガジンに登録して1冊読めばその時点で元が取れてしまいます。
「ドコモユーザーでないと使えない」と思い込んでいる方がけっこういるようですが、dアカウントさえ作ればドコモユーザーじゃなくても使えるんです。
スマホアプリで、移動時間などのスキマ時間にパッと開いて、サクッと雑誌を読むことができます。
そういったスキマ時間の使い方で差が出てきますよね。
初回31日間無料で試せるので、雑誌で情報収集をしたい方は、ぜひ試してみてください。
楽天マガジンも500誌以上読み放題!楽天ポイントで支払いも可能
楽天マガジンは月額418円(税込)で、500誌以上が読み放題です。
1日あたりわずか14円。
内容はdマガジンとほぼ同様なので、あとは自分がよく読む雑誌が入っているかと、dポイント・楽天ポイントどちらを利用したいかで決めるのが良いかと思います。
dマガジン、楽天マガジンについては、こちらの記事でそれぞれの特徴をさらに詳しく書いていますので、ぜひ読んでみてください。